「バストアップをしたい」「バストの形をキレイにしたい」など、バストの悩みを抱えているのはあなただけではありません。
バストの悩みを解決するためには、まずバストの特徴をしっかり把握しておくことが大切です。
そこでこの記事では、バストについて知っておきたい基礎知識を紹介します。
女性なら誰もが知っておいて損のない内容なので、ぜひ参考にしてあなたもバストの悩みを解決するための第一歩を踏み出しましょう!
バストの構造と働き
バストの大部分は脂肪だから、今よりも太ればバストが大きくなると考えている人も多いですが、実はそう単純なものではありません。
きちんとバストの構造とそれぞれの働きを知っておかなければバストの悩みを解決できないので、まずはバストを構成する三大要素とそれぞれの働きを確認してみましょう。
クーパー靭帯
バストの形を維持するために重要な役割を果たすのがクーパー靭帯です。
バストの大部分を構成する脂肪組織と乳腺をしっかり支える役割があり、適度に伸縮するのが特徴です。
クーパー靭帯を守ることが、バストの形を保つことにも繋がることを覚えておきましょう。
乳腺
乳腺は母乳を分泌する役割がある重要な組織です。
妊娠すると女性ホルモンが活発に分泌され、乳腺を刺激して発達させることでバストが大きくなることからもわかるように、乳腺の発達はバストアップにも重要な役割を果たします。
脂肪組織
バストの大部分にあたる約9割が脂肪組織なので、バストのほとんどが脂肪でできているからバストに脂肪がつくほど大きくなるのは本当です。
バストだけに脂肪がうまくついてくれると嬉しいのですが、体全体に脂肪がついて肥満体型になるのは避けたいものですよね。
バストの脂肪組織は乳腺を守る役割があるため、乳腺が発達するほどバストに脂肪がつきやすくなります。
バストサイズや形が不満!バストに自信を持てなくなる原因
バストのサイズが小さすぎるとか、バストの形が崩れているなど、自分のバストに自信を持てずにコンプレックスを抱いてしまう原因は、バストを構成している三大要素に問題があると考えられます。
バストの悩みで特に多い、バストサイズが小さい原因と、バストが垂れる原因について確認してみましょう。
バストサイズが小さい・なかなか大きくならない原因
バストサイズが小さく、なかなか大きくならないのは、女性ホルモンの分泌が少なくて乳腺が発達しきれていないことが考えられます。
遺伝も関係している場合もありますが、ストレスや無理なダイエットなどが原因で女性ホルモンの分泌が少ない人ほど、バストサイズがなかなか大きくならない場合が多いです。
まずは規則正しい生活を心がけ、女性ホルモンが分泌しやすい環境を整えることが、バストサイズを大きくするために重要であることを忘れないでくださいね。
バストの形が垂れる・崩れる原因
年齢を重ねた女性から多く聞かれるのが「若い頃よりもバストの形が垂れて崩れてしまった」というバストの悩みです。
加齢によりクーパー靭帯が伸び切ったり切れたりすると、バストを支えきれずに重力に負けて垂れやすくなります。
また、女性ホルモンの分泌量も少なくなってくるため、若い頃に発達していた乳腺が衰えてしまって脂肪だけが残り、たるんだ状態になります。
年齢を重ねるほどバストの形が崩れやすくなるのはある意味仕方がないことかもしれませんが、クーパー靭帯を守ることと乳腺の衰えを防ぐことをしっかり意識していれば、バストの形を守ることは十分可能なのです。
理想的なバストを目指すなら知っておくべき黄金比率
バストサイズや形に自信を持てないという人も、第三者から見ると理想的なバストという場合もあります。
客観的に見て理想的なバストサイズや形なのかを判断するには、バストの黄金比率を満たしているのかを確認してみましょう。
古代から伝わる黄金比率はバストにも使える!
黄金比率とは、古代ギリシア時代から使われているもので、人間が美しいと感じられる比率とされています。
黄金比率は「1 : 1.1618」で、バストサイズにもこの比率を使って理想的なバストなのか見分けることができます。
- 左右のバストトップとバストの幅=1 : 1.1618
- バストトップから下とバストトップから上=1 : 1.1618
このように黄金比率を満たしているバストは理想的なバストの形といえるでしょう。
理想的なバストなのか簡単に見極める方法
バストサイズを正確に計測して黄金比率を満たしているか確認するのも良いですが、もう少し簡単に見極める方法があります。
まずは、正面からバストを見たときの位置を確認してみましょう。
左右のバストトップと、鎖骨の中心を結んだ三角形がキレイな正三角形になったなら、あなたのバストは黄金比率の条件を一つ満たしていると判断できます。
また、左右のバストトップと顔の幅が同じであれば理想的ともいわれています。
次は横から見て、バストトップを基準にして肩と肘の中心にあれば、理想的なバストの形といえます。
バストの構造や理想的なバストを目指す仕組みをしっかり理解しよう!
バストの悩みを改善するためにはまずバストの構造をしっかり把握したうえで、理想的なバストを目指すには何が必要なのか何が足りないのかを確認しましょう。
どんなケアが自分に適切なのかを把握できれば、おのずと正しい方法でバストの悩みを改善する方法が見つかります。
ぜひあなたも、まずは自分のバストがどんな状態なのかを知ることから始めてみませんか?